クアロア牧場は東京ドーム450個分もの雄大な敷地の中で乗馬や四輪バギーなどのアクティビティーやハリウッド映画のロケ地として実際に使われた場所の見学など様々なツアーを楽しめます。日本人に限らず世界中のお客様に愛されているとっても人気のオプショナルツアーです。
6:50am ヒルトンハワイアンビレッジ、グランドアイランダー1階バス待合室集合。
すでに沢山のお客様が集合されていました。
4人のクアロア牧場スタッフがお客様の名前を確認しスケジュールを渡してくれて手首にリストバンドを付けていきます。
大型バス2台が満席になるほどの参加者でクアロア牧場の人気がうかがえてワクワクしてきます。
7:05am 予定より5分遅れでホテルを出発します。
あれだけの人数をほぼ定刻に出発出来るように案内するなんて「すごいな~!」と感心します。
バスが動き出すとスタッフがマイクを通しスケジュールの確認、現地での流れなど簡単に英語で説明します。ハワイではめずらしくトイレがバスの中にあってビックリです!約45分程のバスでの移動となり、皆さん各々景色を楽しむ方、お連れとお話しされている方などバス内は穏やかでした。
7:50am クアロア牧場に到着。
バス内のスタッフがマイクで注意事項を案内。帰りのバスは別のバスになるので、忘れ物をしない様に!とか、バスを降りてから何処に行けばいいかなど案内してくれるので不安はありません。バスを下車し階段を上ったビジターセンターで左右に分かれます。
日本人の方は右側で、その他の国の方は左側へ集合です。日本人のお客様達が集まるとスタッフが日本語でトイレの場所、集合場所、売店の場所の案内を大きな声でしてくれます。
スタッフの人について中に入っていくと広い場所で各アクティビティーの受付場所を教えてくれます。(この時、バスに乗る前に貰ったスケジュールの紙が重要です。ご自分のスケジュールを良く見ながら確認してください。)
8:00am 説明が終わりました。
最初のアクティビティーの受付開始まで約1時間15分ほど自由行動です。皆さんそれぞれ自分の参加するアクティビティーの受付場所を確認に行ってみたり、売店で朝食を買って食べたり。乗馬や四輪バギーに参加される方は手荷物を持っては参加できないので、自由時間の間にロッカーに預けるようにした方が良いと思います。
ロッカーは開閉自由でレンタル料5ドルでした。現金かクレジットカードでの支払いです。タッチパネルで自分の生年月日と好きな色を入力すると、モニターでロッカー番号が標記されドアが開きます。とても簡単です。
ロッカーの操作機が2台しかないので結構並んでました。自由時間はたっぷりありますが慌てないためにも早めにロッカーに入れておくことをお勧めします。時々誤作動を起こしてドアが開いてくれない!なんて事もありました。ロッカーの大きさは手荷物が丁度入る位の小ぶりな感じです。あまり大きな荷物は入らないかも!
ロッカーに手荷物を入れた後は少し時間が余ったので、チケットオフィスや馬を見に行ったりランチ会場や喫煙場所を見学に行きました。続々とお客様が到着され始めて牧場内はたくさんの人になりました。ですが各自のスケジュール毎に細かく時間設定がされているので混雑している感じはなかったです。さすが!!スタッフの方たちがテキパキと動かれてました。
9:15am〜10:45am 映画サイトツアーに参加。
大きな恐竜の頭が壁に!とても目立ちますね。
インスタ映え間違いないでしょう!私は1人参加だったので恐竜をバックに写真を撮れなかったので残念。
受付窓口で名前を言うだけで係りの人がチェックしてくれました。
バスの前でカメラマンの女性が写真をパシャリ。1枚撮ってくれました。
バスはお客様の言語ごとに分かれているようで、(英語、日本語、韓国語、中国語など)今回は4台のバスが映画サイトツアーに出発です。
運転席のすぐ後ろの席に座りました。左右どちらにも見学スポットがあるのですが、あとから考えると右側に座る方をお勧めします。写真に収めたいスポットがたくさんあります。
ドライバーさんはジェフ君と言ってハワイにあるブリガムヤング大学の学生だそうです。3カ月前に日本から戻ってきたそうでとても日本語が上手でした。
クアロア牧場は東京ドーム450個分に相当する4000エーカーもの広大な自然豊かな所で、太古の昔ハワイアンの王族の者だけが入る事を許されていた神聖な場所でした。
ハワイ語で「クア」は背中、「ロア」は長いという意味で「トカゲの背中」とも言われています。かつてのカメハメハ王2世(リホリホ)は外国の地ではしかにかかり世を去り、その弟であるカウイケアオウリが当時12歳でカメハメハ王3世となり即位します。カメハメハ3世は、のちに相談役であったゲリット・ジャッド氏に一部622エーカーの土地を当時のお金で1300ドルで売り渡します。ジャッド氏とその一族は現在のクアロア牧場の入口付近にハワイで最古のサトウキビ精製所を岩と珊瑚で作りました。その後一大産業となっていったのです。
その後だんだんと砂糖産業は衰退していき、戦争が勃発するとこのクアロアの土地は軍に支配されあちらこちらに防空壕や弾薬庫などが作られました。戦後、牧場は再び持ち主の手に戻り80年代には広大なアクティビティーセンターとして生まれ変わりました。
今日ではハリウッド映画のオープンセットとして当時の防空壕などが使われたりしているようです。また大自然をバックにアメリカのテレビドラマやジュラシックパーク、ゴジラなどの映画のロケ地としても有名になり約50もの映画のシーンに登場しています。
ドライバーのジェフ君が映画の名シーンを解説しながらバスは進みます。広い土地の中に映画タイトルが書かれた看板があちらこちらに立てられています。ほとんどの人が知っている有名な映画からマニアックなかなり昔の映画までたくさんありました。
ジュラシックパークの有名な1シーンの倒木のところでバスを降ります。ジェフ君がお客様のカメラや携帯で「恐竜に襲われている雰囲気」で写真を撮ってくれました。私は1人参加だったのでジェフ君が一緒に写真に入ってくれました。優しい~!
この辺りで四輪バギーに参加されている方達が私たちのバスを抜かして行きました。四輪バギーも楽しそ~うでした。
コオラウ山脈の山麓にハワイ最大の防空壕があり、今現在は博物館のようになっています。かつて使われた映画のポスターや撮影小道具などが展示されてます。15分程バスを降りて見学しました。
防空壕内はひんやりしていて少し薄暗い感じでしたが、映画の小道具をまじかに見れて良かったです。映画好きにはたまらないでしょう!
10:45am~11:15am ランチタイム。
バイキング形式でのランチ。たくさんの人でごった返すかと思いきやそんなに混み合っていなかったです。テラス席で食べるもよし、室内でも良し。自由に好きな所で食べます。
メニューはサラダ、フルーツ(パイナップル)、ご飯、チキン、リブ、飲み物(紅茶か水)など。美味しかったです。
11:45am〜12:45pm 乗馬1時間体験ツアー参加。
受付窓口で名前を言うだけでチェックイン完了。机にいろいろなサイズのヘルメットが用意されていて自分に合うものをチョイス。(ちなみに帽子を被っていればヘルメットは被らなくても良いか聞いてみましたがダメでした。全員必ず被るように言われます。)
参加条件の再確認もあり、お子様用に身長を測るる可愛いボードもありました。(身長は137cm以上必要です。)
テレビモニターで乗馬をするにあたっての注意事項を5分ほど見たあと、スタッフの女性に案内され、いざっ!馬に乗ります。私の乗った馬は、雄でプディンと言う名前だそう。おとなしくて、とてもお利巧でした。
ひとりひとり全員が馬に乗るまで隅の方で待機、隣に他の馬がいてもおとなしくしています。なんて賢いんでしょ!(一緒に参加の方達と感心しきりでした。)
そしてスタッフの女性2人が前後について乗馬がスタートです。途中でカメラマンが待ち構えて写真をパシャリと1枚撮ってくれます。
広い牧場内をのどかに一列に並んで進みます。森の中を進んで行くと見晴らしの良い高台に到達。なだらかな登り坂や下り坂もありましたが、プディンは踏ん張って私を落とさない様に(!?)頑張ってくれました。
あっという間の1時間で戻って来てしまいました。プディンに別れを告げ次の集合まで少し時間があったので、かつて撮影にやって来た俳優の方達の写真が展示してあるところで写真を撮ったり、
ヒストリーホールの中のクアロアの歴史を覗いたり、カメハメハ王の銅像があったのでこちらでも写真を撮りました。
1:15pm〜2:45pm テイストオブクアロア ファームツアー参加。
集合場所で待ってるとスタッフの人が点呼を取ってくれました。カメラマンが写真を1枚撮ってくれてバスの方へ案内されます。またまたドライバーのすぐ後ろに座ってしまいました。
今回は、ヒトミさんと言う女性ガイドがバスに一緒に乗り色々と案内をしてくれました。
クアロア牧場は牛や馬の放牧だけではなく、たくさんの農作物も育てていて魚やエビも養殖している池があるという事で案内してくれました。学校の教育実習にも使われているそうです。取れた農作物はクアロア牧場内の昼食で食べる事も出来るそうです。
池の横には、建物が建てられていて自然の中で結婚式もおこなっているそうです。大きなバニヤンツリーがあって癒しポイントでした。
果物の樹がたくさん植えてある農場のなかに休憩場所があり、バスを降りてヒトミさんがカットしてくれたアップルバナナやパパイヤを試食させてもらいました。またハワイアンの主食のポイ(タロイモをすりつぶしたもの)も食べました。
2:45pm ツアーが終了し、ビジターセンターに戻ってくると各アクティビティーで撮ってもらった写真(3か所で撮った)を販売していました。1枚15ドルで、3枚セットで購入すると30ドルでした。
3:00pm ロッカーの私物を取りだして写真を購入し集合場所に集まると、名前の確認をされてどのバスに乗ったらいいか案内してくれました。
バスの中では、英語と日本語で降車場所の案内がありました。ヒルトン滞在の方たちはイリカイホテル前で下車するように言われました。
移動時間中約45分間、疲れて居眠りしているとあっという間にホテルに到着しました。
是非ハワイに来たならクアロア牧場には行ってみてください。大自然と動物に触れ癒される事間違いなしです。私は前に訪れたこともありましたが、今回再発見が一杯あってとっても楽しかったです。ハワイには無くてはならない場所と再認識しました。
~クアロア牧場 乗馬アドベンチャーパッケージはラニハワイツアーで販売しております。ご予約・お問い合わせはラニハワイツアーまでお気軽に。~