7時45分 ヒルトンハワイアンビレッジのお迎え時間
スキューバダイビングの会社のマットさんがヒルトンハワイアンビレッジに迎えに来てくれました。いつもお世話になってます。
車に乗ると 免責事項の書類(体調や持病のチェック等)に目を通し、
一つ一つの質問に答え(NOなら、「N」と記入)、署名と日付を書き込みます。
マットさんのOKが出て、初めてスキューバダイビングができます。
昨日まで忙しかったというマットさん、今日はなぜか他のお客様もいないため、マンツーマンでスキューバをできることになりました。自分にとってはラッキーです。
ヒルトンからは車でほんの5分位、アラモアナ公園の駐車場に到着です。
コインロッカー等、貴重品を預ける場所はありませんので、
ほとんど手ぶら状態で来ないといけません。
水着は予め着用して上にTシャツ、他にはタオル1枚持参、
そんな感じでいいと思います。
まずは駐車場で水着になり、ウェットスーツを着用します。
普通の服と違い、厚さが5ミリもあるので着るのが少し大変ですが、
ジッパーが前にあるタイプだったので思ったよりも楽でした。
僕がウェットスーツと少々格闘している間、
マットさんは手際よく準備をしてくれます。
手押しのカートに機材一式を積んで、マジックアイランドへ向かいます。
マジックアイランドとは、アラモアナ公園の先にある出島みたいな
場所のことです。徒歩数分。
余談ですが、、、
個人的にはいつもジョギングしている場所なので、
ウェットスーツを着てここを歩いていること自体が、
ちょっと変な感じがしました。
潜る場所近くのベンチを陣取り、マットさんが再度手際よく準備してくれます。重要なことを幾つか案内してくれますが、一番重要なことは、
「呼吸はゆっくり、す~~、は~~」ということだと思います。
実は15年程前にスキューバのライセンスを取得したのですが、
それ以来全くスキューバをしていなかったので、
ペーパードライバーならぬペーパーダイバーです。初心者と全く変わりません。
機材は重さ約20キロ。
地上で背負ってみるとズシッときますが、こうでないと海の中に潜れないという
ことですよね。
いよいよ実際に海に入ります。
まずは膝がつく浅瀬で泳ぐ練習です。
泳ぐ練習というよりも、呼吸の練習と言った方が正しいかもしれません。
先程の
「呼吸はゆっくり、す~~、は~~」、どうしても吸う方ばかりを気にしてしまいますが、吸った分はちゃんと全部吐かないといけないんですよね。
実際にレギュレーターを使って口のみで呼吸をしてみると、最初は「ちょっと苦しい~」と思いました。
マットさんも「大丈夫? 苦しい?」と何度もやさしく聞いてくれます。
空気を「吸う」のは簡単なのですが、同じ分の空気を「吐く」ことって、
意外と難しいんですね。
何度かやってみるのですが、これは上手くできないのではないか?
と思ってしまい、実はここでちょっとくじけそうになっていました。
ただ、何度か続けているうちにちょっとコツが掴めてきました。
初めてされる方は、たぶん同じように(ちょっと苦しいぞ)と感じると思うのですが、
ゆっくり吸って~、ゆっくり吐いて~をくじけず繰り返していると
だんだん慣れてきました。不思議ですね。
15分程浅瀬でじっくり練習してから潜るので、全く焦る必要がありません。
最初は「ダメかも?」と思っても、ここをあと一歩だけ頑張ってみて下さい。
すぐに慣れるから大丈夫です!
そして、いざ開始です。
水温は約24℃。入った時はちょっと冷やっとしたのですが、いつの間にかそんなことも忘れて、そして、呼吸が苦しかったことも忘れて僕は魚になっていました!(というのはちょっと言い過ぎですが。。)
マットさんは、海の中でも自由自在に泳げるので、魚でした!
このマジックアイランドの先の海、防波堤のようなコンクリートブロックがあるので波が来ない、とても安全な場所なんです。深さは約5メートル。
マットさん曰く20年前はここの海には砂しかなかったので、魚は何もいなかったそうです。ただ、いつしか人間がここに珊瑚礁を入れたため、たくさんの魚が住み着くようになったそうです。面白いですよね。
マットさんが、この魚とこの魚には手に餌を持ったままあげてもいいよ、と予め教えてくれるので、ちょっと“おっかなびっくり”なのですが、言われた通りにやってみました。パクパクとちょっと指を食べられますが、歯がないので痛くはありませんでした。
細~くとんがっているサヨリにも手であげていいそうです。
見た目がノコギリみたいなので危なそうですが、全然痛くありませんでした。
ただ挟まれているっていう感じです。
僕が指で下からツンツンしているクラゲ、他ではあまり見られない珍しいクラゲだそうです。
上の部分を触ってはダメで下の部分は問題ないので、こんな風にしてみました。宇宙遊泳でもしているかのように、フワフワと漂っているのがかわいい感じでした。
他にもたくさんの種類の魚がいましたが、
ハワイの州魚、フムフムヌクヌクアプアア(名前が長い…。)もいました。
自分の住処を荒らされていると思っているようで、怒ってこちらを攻撃してきます。見るからに動きが怒っている風なので、面白かったです。
マットさん曰く「これ本当に怒ってるよ。いつもそうだから。」だそうです。
(フムフムは写真がなくてすみません。)
最初に呼吸が苦しかったのが嘘だったかのように、あっという間の40分でした。12時くらいにツアーは終了しました。
スキューバダイビング、楽しいですよ!
また近々潜りたいですね。スキューバダイビングの後にパラセイルを楽しめるツアーもありますよ!
~スキューバダイビング及びスキューバダイビング&パラセイリングはラニハワイツアーで販売しております。予約・お問い合わせはラニハワイツアーまでお気軽に。~
ハワイのきれいな海を潜って熱帯魚や海がめを見てみたい。スキューバダイビングが初めての方でもこちらのツアーなら少人数制でベテランのインストラクターが丁寧に教えてくれます。参加されたお客様の満足度もとても高く、自信をもっておすすめできます。お子...
詳しく見る